若山動物病院様 インタビュー

病院入口にて。病院の明るさを感じさせる綺麗な花が咲いていました。

今回は弊社の代表製品である「動物用ビオスリー」を長きに渡ってご使用いただいている千葉県佐倉市の「若山動物病院」の院長 若山正之先生にお話を伺いました。
インタビューは、東亜薬品工業株式会社 動薬学術部より庄司、動物薬営業部より井手が担当いたしました(2022年8月30日実施)。

◆まずは、院長先生ご自身について、そして若山病院についてお伺いしました◆

【インタビュアー】 本日はよろしくお願いします。
【院長】      よろしくお願いします。
【インタビュアー】 まず初めに先生ご自身と病院についてお伺いします。先生から自己紹介をよろしいでしょうか。
【院長】      若山動物病院院長の若山正之です。1952年生まれのB型、双子座です。

インタビューに答えて頂く若山院長。

【インタビュアー】 ありがとうございます。先生の出身の大学はどちらでしょうか?
【院長】      酪農学園大学です。
【インタビュアー】 そうなんですね。大学卒業後は人体の免疫関連のお仕事をされていたと聞きましたが?
【院長】      ええ。大学では外科の教室にいたんですが、30歳で開業すると決めていたんです。それで卒業後も大学に残っていたんですけど、学科長からちょっと修行してこいって言われて。その修行先が免疫関連の仕事場で、手術が得意な人を探していたようなんです。あとは、開業するにも資金が必要ですよね。なので5年間そこで働いて、開業に必要な資金の目途もついたので開業するための準備に入りました。
【インタビュアー】 そうだったんですね。今病院がある佐倉市にはなにかゆかりが?
【院長】      いえ、全然。地元も違うしね。当時あった都道府県の統計で調べたら、佐倉市が良さそうだと思い、越してきました。当時はアパートを借りていたんですけど、家賃がかかるでしょう?だったら家を買った方がいいってなって、就職して2年目で家を買ったんです。それで開業するなら家から近いほうがいいと思って、このあたりの土地を探していたんです。適当な場所を見つけて、そこの地主さん宅に幾度も通って、半年かかって土地を手に入れました。地主さんからしたら「あいつまたきた!」って思われるくらい通った気がします(笑)。初めはここまで広くなかったけどいろんなタイミングで土地が広くなって、その後建て替えもしたりして、今の形になりました。

病院までのアプローチと病院裏手のドックラン。

【インタビュアー】 なるほど。なかなかここまで広い敷地の動物病院も珍しいですよね。次に若山動物病院のコンセプトを教えていただけますか?
【院長】      コンセプトは「屋内は光があふれ風が流れる、屋外は緑があふれ水が流れる」です。こんな病院を作りたいって設計士さんに話をしたら「光があふれて風が流れる動物病院なんてない」とか言われることもありました。僕としてはガラス張りで開放感のある病院のイメージだったんですけど、プライバシーの問題があるとか当時は言われて。それで、病院の設計を公開コンペに出したんです。そしたら100件以上の応募の中の設計士さんのひとりが「先生こんな感じでどうですか?」なんて言いながら、さらさらっと僕のイメージにピッタリなスケッチを描いてくれたんです。その設計士さんにお願いしたお陰で、今の病院ができたんですよ!

開放的なわんちゃん専用の待合室。テラスも素敵です。

【インタビュアー】 すてきなご縁ですね。当初からわんちゃん用の待合室とねこちゃん用の待合室は分かれていたんですか?
【院長】      もちろん。猫の飼い主さんって、思った以上にデリケートな部分がありますよね。飼い主さんも壁の向こうの見えない処置室なんかで、連れてきた猫が鳴いていると「うちの子大丈夫かな?」って、すごく不安になると聞きます。そこで、この動物病院を作るときに特に思ったのは、壁をなくしてガラス張りにして、処置の様子などが見えるようにすれば安心するかなって。中が見えたら「なーんだ、たいしたことされてないじゃん」って分かりますよね。それってお互い安心だと思うんです。だからうちはほとんどガラス張りにして、中が見えるようにしてるんです。
【インタビュアー】 飼い主さんの「見えない不安」を取り除くのは大事ですよね。

診察室まで見渡せるねこちゃん用の待合室、入口にはかわいいねこちゃんのドアノブが。

【院長】      あと、設計をする時に動線も一切考えなくてよい、と言うことにしました。動物病院専門の設計士さんの設計では、動線を意識した効率重視の設計になってしまうのですが、そういう考えは全然ありませんでした。狭い屋内で動線まで考えると、運動不足になりそうな気がして。歳をとると筋力が落ちるし、運動ってすごく大切ですよね?だから仕事でも運動って、考えたんです。その分、動線以外の部分の効率をとても重視しています。
【インタビュアー】 なるほど。いま病院のスタッフさんは何名ですか?
【院長】      10人くらいです。
【インタビュアー】 獣医師は先生お一人で?
【院長】      そう。
【インタビュアー】 じゃあお忙しいですよね。
【院長】      いや、そんなことはありませんよ。忙しい動物病院ではなく、忙しくならないようにということを目指しているんです。そこに「動物用ビオスリー」(以下、「ビオスリー」)が役立ってるんです。

◆「ビオスリーで忙しくない病院に」とは?◆

【インタビュアー】 どういうことでしょう?
【院長】      「ビオスリー」を使うと忙しくなくなる、それは再診が減るってことなんです。そのためか飼い主さんの方から「ビオスリーください」って診察の時に言われることが多くなっています。「ビオスリー」を飲むと体調も良くなるのでしょうね。そのためか毎日飲ませている飼い主さんもいます。調子が良くなった結果、病気での来院が少なくなり、僕らも追われるような忙しさがなくなったんです。その代わり、飼い主さんの健康意識の高まりからか、病気発症前での来院や健康診断、病気再発予防などの「予防」での来院が多くなりました。

「ビオスリー」についてお話いただく院長。

【インタビュアー】 お役にたてて嬉しいです。
【院長】      飼い主さんにとっても、「ビオスリー」は安心材料なんですよね。だから飼い主さんが「私の心の安定剤なんです」なんて言っています。「ビオスリー」を飲むと犬猫の体調がよくなるから、飼い主さんも心穏やかでいられるんですよね。
【インタビュアー】 そう言っていただけると嬉しいです。先生が「ビオスリー」をお知りになったきっかけは?
【院長】      代理店の担当の方が試しにって、持ってきてくれて、そこで初めて知ったんです。僕は紹介されたものは自分で試しに使ってみて、「良い」と思ったものを使うことにしています。「ビオスリー」も試してみて「良い」と思ったから、それからずっと使っています。乳酸菌製剤って、他にも沢山ありますよね?他の乳酸菌製剤も色々と試してみましたが、やはりビオスリーが一番ですね。だから今は、ほぼ100%ビオスリーと言ってもよいくらい使っています。最近ではテレビのCMもやってますし、僕自身も飲むこともありますよ!
【インタビュアー】 人体用の「ビオスリー」ですね。
【院長】      そうそう。飼い主さんにも薦めることもありますよ。スタッフにも。
【インタビュアー】 ありがとうございます!
【院長】      「ビオスリー」は粉だから、どうしても飲めないって子には粒タイプの方をあげています。
【インタビュアー】 エスプレスH61(※1)でしょうか?
【院長】      そう、それです。粉薬がダメって他院の先生から聞くこともあるんですが、ここでは飲ませるのに苦労している飼い主さんは少ないんですよ!本当に「ビオスリー」が飲めないって子は、そう滅多にはいません(笑)!「ビオスリー」は苦く無いし、ほんのりとした甘さもあるからでしょうかね。
【インタビュアー】 ありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです。以前、下痢には下痢止めは使用せずに「ビオスリー」で治療をするというお話を伺いましたが、現在も同様でしょうか?
【院長】      そうですね。基本的には下痢には「ビオスリー」をメインで治療を行ってます。下痢止めは効きは早いかもしれないですが、ただ止めるだけで根本的なものを治している訳じゃありません。時間がかかるかもしれないけど、乳酸菌製剤を使ったほうが絶対に良いと思ってます。
【インタビュアー】 おっしゃる通りです。ちなみに下痢の子に「ビオスリー」を処方した場合、だいたいどのくらいで治ることが多いですか?
【院長】      場合によってですが、早いときは翌日には治っていたってこともあります。
【インタビュアー】 1回あたりの処方は1gですか?
【院長】      そうですね。1日2回ないし3回で「ビオスリー」を処方しています。
【インタビュアー】 そうなんですね。ちなみに一日の来院患者数はどのくらいですか?
【院長】      30〜40件くらいで、犬猫でいうと犬の方が若干多いんです。うちはカルテの枚数こそ多くはないけど、年間の来院総数は多い方だと思います。これって同じ子が幾度も来院してるってことで、飼い主さんとは病気じゃない部分でも深いお付き合いになっているってことなんでしょうね。
【インタビュアー】 なるほど。長くお使い頂いている「ビオスリー」ですが、何か改善点や要望などありますか?
【院長】      ありません!このままでいいと思ってますよ。今のままでだいたいの症例に対応できているので、問題ありません!ちなみに昨日再診だったハスキー犬にも「ビオスリー」を処方しましたが、3週間くらい治らなかった下痢が翌日には治っちゃったって喜んでましたよ。
【インタビュアー】 それはよかったです!

◆おなかとからだの健康のために「ビオスリー」◆

【院長】      やっぱり腸内のバランスって大事ですよね。腸内のバランスを整えることで、皮膚のトラブルが少なくなることもありますもんね。
【インタビュアー】 おっしゃる通りです。
【院長】      うちの病院は忙しくないって言ったけど、病気になってからの来院を減らしているだけなんですよ。そういったお付き合いは、飼い主さんが明るくなり待合室も明るくなり、いつも飼い主さん同士で盛り上がっています。「この病院なんでこんなに明るいの?なんか気持ちがホッとする!」って(笑)。そんな気分になると、万が一の時に病院に来るのも億劫じゃなくなるみたいですよ!

飼い主さんたちの笑い声が聞こえてきそうな明るい待合室。

【インタビュアー】 確かにそうです。調子が悪くても病院に行くこと自体ためらう方もいますからね。
【院長】      そうですよね。病気は不慮の出来事だし、そんなことにお金払いたくないものですよね。でも、病気じゃない時などの健康診断などは必要だと思っての来院なので、お金を払うにも気が楽ですよね。「ビオスリー」は後者!「健康を維持する」ために「使ってみたいお薬」なんです。
【インタビュアー】 なるほど。ありがたいです。
【院長】      僕から飼い主さんに「ビオスリー」をずっと使ってくださいなんて、言ったことはありません。でも飼い主さんが続けて使っていることが結構あります。これって効果を実感し、認めてるからこそ、また、乳酸菌であることからも使うことにためらいが無いんですよね。頓服として出すときは、便の状態から服用の目安をしっかり教え、便の調子に合わせて飲ませてあげてねって言っています。それは飼い主さんに、その子の状態をしっかり把握し、どう対応したら良いかをしっかり考えてほしいからなんです。もちろん来院した方が良い目安も、ちゃんと伝えてますよ。僕としては治療薬であり、予防薬でもある「ビオスリー」があって、本当に助かっています。
【インタビュアー】 「健康への近道」ということですね。
【院長】      そうだね!「太く長く明るく楽しく」暮らすための、アイテムなんです!
【インタビュアー】 ありがとうございます。これからも「ビオスリー」をよろしくお願いします。本日はお忙しい中ありがとうございました!


限られた時間の中、たくさんのお話をしてくださった若山院長。たくさんの飼い主様に信頼され、今年開院40周年を迎えられたとのことです。
これからも「ビオスリー」が先生方、飼い主様、そしてその家族であるわんちゃん、ねこちゃんの健康に貢献できましたら幸いです。

◆若山動物病院について◆

若山動物病院

所在地:〒285-0813 千葉県佐倉市石川 300

TEL:043-486-0717

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