【レポート】第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会

 2022年11月11日(金)~13日(日)の3日間にわたって、「第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会」(連携開催:第40回日本獣医師会獣医学術学会年次大会)がヒルトン福岡シーホーク(福岡県福岡市中央区)にて開催されました。

 アジア獣医師会連合(Federation of Asian Veterinary Associations:FAVA)はアジア・オセアニア地域23カ国の獣医師会の連合組織として、地域における獣医学術交流を推進するとともに獣医師の連携を図るため、2年毎に大会を開催しています。第21回大会では「アジアからのワンヘルスアプローチ」をテーマのもと、地球の持続的発展を図る上で人や動物の健康、環境保全に欠かすことが出来ない「ワンヘルス」の理念普及を図ることを目的に、獣医師をはじめとする関係者による実践活動を推進し、人と動物が共生する社会の構築に貢献する大会となりました。

当社によるブース出展について

東亜薬品工業(株)によるブース出展の様子

 獣医・畜産・コンパニオンアニマル業界に貢献する動物用医薬品、混合飼料メーカーとして、当社もブースを出展し、学会へ参加させていただきました。
 当社でも「ワンヘルス」の理念普及のため、「“One Health” プロバイオティクスに出来ること」をテーマとし、ブースの出展を行いました。国内外からご訪問いただいた数多くの獣医師、関係者の皆様よりビオスリー製品、エスプレスH61をはじめとする当社製品の使用事例などについてご興味を持っていただき、効果的な使用方法などのご質問を数多く頂戴しました。

酪農学園大学 大塚浩通先生によるランチョンセミナーについて

大塚先生 ランチョンセミナーの様子

 別会場では数多くのプレゼンテーションプログラムが開催され、当社からは酪農学園大学より獣医学群 獣医学類 教授の大塚浩通先生を講師としてお招きし、ランチョンセミナーを行いました。
 セミナーでは「子牛の免疫システムにおけるプロバイオティクスの効果」と題し、腸には免疫細胞の70%が存在することから免疫系の重要な要素であること、そして、早期にプロバイオティクスを使用し子牛の腸内微生物が調整されることによる免疫や感染症リスクに対する影響についてご講演いただきました。会場では数多くの皆様にご聴講いただき、大盛況となりました。セミナー受講者の皆様に役立つ情報提供となり、ご好評をいただけたことを大変嬉しく思っております。

 当社および当社製品に関しまして会場にて充分にご案内できなかった部分やランチョンセミナーの詳しい内容につきましては、当社営業担当者にご連絡、もしくはお問い合わせ(本Webサイト上方または下方)いただけましたら、改めてご案内させていただきたく存じます。

 今後とも、当社及び当社製品のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


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