Translate【レポート】第2回 SKLV（スクラブ）セミナー
2024年6月10日（月）に南九州獣医畜産学拠点「SKLV（スクラブ）」（鹿児島県曽於市）におきまして、鹿児島大学共同獣医学部附属 南九州畜産獣医学教育研究センター主催、当社共催にて「第2回SKLVセミナー（養牛セミナー）」を開催いたしました。
南九州獣医畜産学拠点「SKLV（スクラブ）」は、畜産が基幹産業である曽於市と国立大学法人鹿児島大学共同獣医学部の連携により県立財部高校跡地に整備された施設です。産学官連携による畜産獣医学教育拠点の形成を目的として令和6年4月に開設され、将来の畜産業・獣医療を担う人材の育成、新たな産業の創造、交流人口の増加を目指しています。
※「SKLV（スクラブ）」については最下部の公式Webサイトリンクからご確認ください。
養牛セミナーについて
今回は講師として帯広畜産大学 獣医学ユニット 教授の大塚浩通先生をお招きし、「子牛の免疫機能発達に関わるプロバイオティクスの効果」と題しご講演いただきました。
当日セミナー前には現地の和牛生産者様へ訪問させていただいてバーンミーティングを実施し、現地の飼養環境等について状況を踏まえたうえでご講演に臨まれました。
講演では子牛の栄養状態や腸内細菌叢が免疫機能発達に関わること、消化器疾患やその後の発育への影響についてお話しいただきました。その中で、妊娠末期母牛の栄養状態の充足が出生子牛の健康に重要であることについてもわかりやすく解説いただきました。
セミナー後半には、当社より情報提供として新製品である次世代型活性酵母「ビスタセル®」の発売案内を行いました。牛のルーメンに最適化された飼料用酵母（パン酵母）を用いた「ビスタセル®」の特性について、営業部長 湯口よりご紹介をさせていただきました。
当日は、鹿児島県、宮崎県の養牛生産者、獣医師等の関係者含め約80名にご聴講いただき、時間いっぱいまで質疑応答も大変活発に行われ盛況に終えることができました。
主催いただきました鹿児島大学共同獣医学部附属 南九州畜産獣医学教育研究センター関係者様に心より御礼申し上げるとともに、お忙しい中ご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。会場にて充分にお話できなかったお客様におかれましては、是非改めてご説明のお時間を頂戴できればと思いますので、お問い合わせ（本Webサイト上方または下方）よりご連絡いただけましたら幸いです。
今後とも、当社および当社製品につきご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
